住まいの外壁チェック

塗料が分離して粉化をするチョーキングという現象です。

外壁を保護する塗料が落ちていくため、外壁の劣化を早めます。

サッシ近辺や外壁の継ぎ目は、経年劣化によりヒビが入りやすい部分です。
これはクラックと呼ばれ、放っておくと中に雨水が入り、カビの発生、雨漏りや浸水の原因になることがあります。住宅の強度劣化を引き起こすこともあるので、要注意です。

屋根や壁は、塗装のツヤがなくなってくるとカビや苔が生えやすくなります。
屋根の劣化は言うまでもなく雨漏りの大きな原因になりますので、屋根を守るということは、お住まい全体の耐久性アップにつながります。

金属部分にはサビが発生することがあります。サビが発生しにくい塗料での塗り替えがおすすめです。

紫外線による日焼けで色あせてくると、建物全体の印象がぼやけてきます。
外観が古ぼけて見えてしまうだけでなく、塗料の膜の防水性も低下している状態です。
色あせは汚れと違って清掃で取り除くことはできませんが、塗装することで元の状態に戻すことができます。

経年で防水性能が落ちた壁は水切れが悪くなってくるので、そこに汚れが付着しやすくなります。
これは塗膜が傷みだしたサイン、塗り替え時期が来ています。