
暑さが和らぎ、ようやく秋らしくなって来ましたね。
今回は鼻隠し・破風板の塗装です。どちらも屋根の端にありますが、風雨から家を守る重要な役割を果たしています。

【鼻隠し塗装】
鼻隠しは屋根の軒先にあり、雨樋が取り付けられるための下地や垂木(屋根の下にある)の切り口を隠すこと目的があるほか、雨水の侵入防止や屋根の耐風性強化という役割があります。
鼻隠しは屋根の中でも傷みやすい場所です。屋根の先端にあるため、紫外線や雨風に晒され続け、
塗膜が剥がれることで建材が水分や空気に触れて傷みやすくなります。
塗装作業ではケレン⇒下塗り⇒上塗り⇒完了と、雨風に対してしっかり家を守る塗膜を行います。
【破風板塗装】
破風は屋根の妻側(傾斜部分)に取り付けられ、雨樋は付られません。
屋根裏へ風の浸入を防ぐ役割をしています。
破風板も雨と風に常にさらされているため、鼻隠しに比べて一般的に傷むのが早いです。
破風板や鼻隠しは、塗装メンテナンスを行い塗膜によって保護をすることが家を長持ちさせる秘訣です。