先日ご紹介したN様邸屋根塗装の際、工事に先立って組み立てた足場がこちらです。
屋根工事や外壁工事の見積書を見ると、足場代の割合が思いのほか高かったり、足場の設置中は窓を開けられなかったり、日当たりが悪くなったりで、嫌われがちな「足場」。
ですが足場は屋根や外壁の施工にとって、絶対に欠かせない大切な工程です。
その理由を、大きくわけて4つ、ご説明いたします。
1 職人の安全確保!
まず第一に重要な理由は、高所で作業を行う職人の安全を守ること。
厚生労働省が定めている「労働安全衛生規則」でも「2m以上の高所作業では安全な足場を設ける必要がある」と定められています。
2 作業効率を高める!
足場があることで職人の作業ペースが保たれ、資材の搬入などもスムーズに行うことができ、短い工期で効率良く作業ができるようになります。
3 洗浄水や塗料の飛散を防ぐ!
足場の外側を覆っている黒いシートは、洗浄水や塗料の飛散を防止するためのもの。
塗装の前に必ず行う「高圧洗浄」による汚水や、塗料などが近隣住宅の壁や窓、道路などに飛散するのを防ぎます。
近所トラブルを避けるためにも足場は必要です。
4 ミスのない丁寧な施工ができる!
足場が安定していれば職人は作業に集中することができ、施工ミスのない正確な工事を行えます。
隅々まで行き届いた丁寧な仕上がりにつながります。