今回は畳の張替えの事例をご紹介します。
井草の風合いと和風のインテリアにぴったりの畳ですが、年月が経つと徐々に傷んできます。
畳の汚れや色あせ、ほつれや足ざわり気になり始めたら、畳の張り替えや新調の時期かもしれません。
畳のメンテナンス方法には「裏返し」「表替え」「新調」の3つがあります。
「裏返し」>>新しい畳を使用してから2~3年後、色あせや傷みを感じてきたら、畳表という表面のゴザを裏返してきれいな面を表にします。畳表は両面使用できるため、新品の状態にすることができます。
「表替え」>>4~5年後、畳床という土台はそのままで、畳表と縁は交換します。畳床は交換しないため踏み心地は変わりませんが、見た目は新しいイグサに変わります。
「新調」>>約10年後が畳を新調する時期です。畳をまるごと交換するため、見た目、香り、ふかふかの踏み心地の畳となります。
今回は畳の状態、お客様のご要望をお伺いし、畳を新調することになりました。
そして最近人気の正方形で縁なしの畳を選択しました。
「琉球畳」とも呼ばれ、カラーバリエーションが豊富、色と組み合わせによりデザイン性が高く洋室のインテリアにも合います。
縁がないので、部屋が広く見える効果もあります。
紺の畳と合わせ、スッキリとしたモダンな印象に変わりました。
畳を変えただけですが、全く別のお部屋に生まれ変わりましたね!